インターネット回線を開設する

インターネット回線を開設したいときには何が必要になるのでしょうか。通信速度が低下する理由、光コラボなど注意点など基本的な部分を押さえておきましょう。

目次

まず工事

インターネット回線を開設するときには工事が必要になります。既に工事がなされているマンションでも工事の必要があります。

ネットが使い放題など、工事が不要でネットを使うことができマンションもあります。

ネット回線の工事には時間がかかります。 エリア内でも基地局がなく、通信までの工事に手間取り、時間がかかってしまうこともあります。引っ越す際にはネット回線の事まで頭に入れておきましょう。

ネット回線が完備されているマンションや以前の住人が帰ってきている回線があったり工事付の回線を使用する場合には工事費用が安く抑えられる場合があります。

フレッツ光の場合
屋内配線が必要な場合一戸建てでは19800円
屋内配線工事が不要な場合には8360円
宅内の配線設備を再利用し、NTT局内工事のみの場合2200円
となっています。
https://flets.com/next/fm/const_fee.html

ネット回線で通信速度が低下

ネット回線で通信速度が低下するという話があります。

この理屈としては、1つの水瓶をみんなで分け合っているといったイメージを持つと良いでしょう。

オフィス街になると午前中に多くの人がネット回線を使用するのでスピードが遅くなり、住宅地では仕事から帰ってきた人々が夕方以降になってネット回線を使うようになるために通信速度が低下します。契約者数が少ないケーブルテレビ系回線は時間帯による速度低下が起こりにくいです。

時間をずらすと混雑している地域でも使えるようになることもあります。

同じ回線を使用している人が周囲に多くいる場合には、日常的に回線速度低下が起こりえます。また、回線の規模が大きくなればなるほどユーザーが多くなり、通信速度が低下してしまいます。通信速度のばらつきが大きくなったり、速度低下が目立って起こるようになります。

独自回線は契約者数が少なく時間帯による速度の低下が起こりにくく安定して使えるメリットがあります。

光コラボレーション

光コラボレーションというものがあります。基本的にはすべてフレッツ回線となっています。NTTの回線をプロバイダーがレンタルしている形になっています。

 

回線事業者とプロバイダーは別々に契約をすることになっているのが普通ですが、光コラボの場合には、プロバイダーと回線事業者が同じです。

インターネットの回線契約は、NTTの所有している回線をプロバイダーが貸主となって契約しているのです。

ドコモ光のようにスマホ・ケータイの契約とインターネット契約が同時に行えるものもあります。いちどに契約できるのは魅力かもしれませんが、メリットばかりではありません。

スマホ契約を解約したり他社に乗り換える際に、インターネット回線まで同時に解約しなければならなくなります。スマホ契約では解約金が発生しなくても、プロバイダーの解約で違約金が発生する場合もあるので注意が必要です。

シンプルなように見えても、実態は巧妙に解約しにくくされていて、やめるときにその複雑さに気がつくでしょう。

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