自作PC初心者マニュアル
LANケーブル

LANケーブルカテゴリ問題とオカルトケーブル

オカルトケーブルというものがあります。LANケーブルで言うとCat 7やCat 8など、家庭用では使えないはずのケーブルが現実に販売されているため、以下のような注意喚起がなされています。

https://home.jeita.or.jp/upload_file/20170526155244_U0L4f8GSAu.pdf

対応規格の正しい表記方法
 市場で独自表記の ISO および TIA 規格準拠表示が見られる
– ユーザーの混乱をさけるため、認証規格の正しい表記が望まれる
– 「Cat 6e」あるいは「Cat 6E」のパッチコード規格はない。

■抜粋
規格に準拠していない市販製品
 事例1:独自表記の「Cat 6e」パッチコードが
販売されている。
– ISO/IEC 11801 および TIA/EIA-568.C の中には、「Cat 6e」規格
はない。
– ユーザーの混乱をさけるため、認証規格の正しい表記が望まれる
 事例2:8極8心モジュラ(RJ-45)コネクタを使用した
「Cat 7」パッチコードが販売されている。
– ISO/IEC 11801 の「Category 7」はRJ-45コネクタを使用しない
– ユーザーの混乱をさけるため、正しい部材の使用が望まれる

オカルトケーブルって何

ケーブルを変えただけではネットの速度が上がるわけでもなく気分だけで購入して喜んでいる方、いますよね。

無知な素人に売りつけるのには、カテゴリーをアップさせて高性能にみせればいい、に決まっています。何となくよさげですからね。

このように、根拠なく高い性能が発揮できる、むやみやたらにカテゴリーが数値が高い、とかいうものはオカルトケーブルとして親しまれています。

家庭用でCat7?

はっきり言うと、本物のCat7ケーブルは家庭用ではありません。それなのに市販されたり、低価格で買えるわけがありません。

Cat7はRJ-45端子を使用しない

RJ-45◀RJ-45
Cat7のケーブルの端子はCG-45。一般的なLANケーブルの端子であるRJ-45を使用しない。つまり、真のCat 7ケーブルではないことになる。

Cat5e・Cat6・Cat6Aがオススメ

日常的に使うものならCat 5e または、Cat 6ケーブルで十分。Cat 7ケーブルはマーケティングのために表示しているだけ。粗悪品の可能性が高いです。そのようなケーブルを販売しているメーカーのケーブルも購入しないことをおすすめします。

少し調べれば家庭用Cat 7というケーブルなどないのはわかります。知らなかったとしたら知識のない経営陣の支配する会社か、マーケティングのためにわざとやっているというのなら、悪質な会社であることいえます。

Cat6e って?

紛らわしいのはCat 6eというカテゴリーです。Cat 5eとはまったく異なります。

特定のメーカーの独自規格と言われていますが、Cat 5→Cat 5e のように性能がアップしているわけではなく、特定のメーカーが勝手に作った規格です。

特定のメーカーが勝手に規格を作ったら、それはもうすでに規格ではありません。

Cat7以上のオカルトケーブルメーカーは購入すべきでない

Cat 7どころかCat 8のケーブルも販売されています。交換したのに速度が遅くなった、という口コミもありますが、単にケーブルを太く重くしてプラグに金メッキを使って立派そうにみせているだけのファッションケーブルといってもいいでしょう。

中身は単なるCat 5eケーブルだった、ということも。むしろ中身がCat 5eケーブルでなければ家庭用のLANケーブルとして使うことはできません。切断して中身を調べる素人もいないでしょう。

素人を引っかけるCat商法

ケーブルやネットワークに詳しくない人は、LANケーブルを購入する際に、カテゴリーの数値の高いものを選べば問題ないし、高品質、と思ってしまうのでしょう。

無知な付け焼き刃の素人を引っかけるためのカテゴリ詐欺です。はっきり言うとカテゴリーはCat 5eやCat 6で十分で、価格もそれほど高いものではありません。

カテゴリーを上げるだけで、高い価格をふっかけられるというメリットもあります。

経営陣がケーブルに無知?

Cat 7やCat 8を販売するのは少し詳しい人ならすぐにインチキだとわかるのですが、このようなマーケティングをする会社は何を考えているのでしょうか?

バレたら信用がなくなります。経営陣もパソコンサプライメーカーの一流企業としてあぐらをかいているのでしょう。

どうせネットワークやケーブルなんて、素人ならわからないんだから…。

目先の利益ばかり追い求め、消費者をだましていれば、いつか消費者にそっぽを向かれます。

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