パソコンパーツの解説

パソコンパーツは大きく分けて以下の9つに分類されます。その代表的な機能と特徴を押さえておきましょう。

目次

CPU

CPUは演算処理を行うパソコンの頭脳。高温になるために冷却量のファンが取り付けられている。IntelとAMDの二大メーカーがある。

ケース

数千円のものから数万円のものまで多岐に渡っている。ケースによってPCの使い勝手が左右される。以下の点に注目したい。

  • デザイン
  • 大きさ
  • 拡張性
  • 冷却機能
  • 静音性
  • メンテナンスのしやすさ

マザーボード

パソコンの各パーツがこのボードの上で装着されることになる。拡張カードなどを接続するスロット端子が並ぶ。

マザーボードは電源から流れる電力を各パーツに供給している。各パーツをCPUからコントロールできるようにメモリ・ストレージ・グラフィックボードとの間を配線しつないでいる。

ボード自体のサイズ、搭載するチップセット、メモリ、スロット、などの数でパソコンの用途や性格が変わってくる。

メモリ

CPUはパソコンの頭脳であるがメモリは作業の机にたとえられる。

作業中のデータを一時的に保存しておく役割があり、容量が大きいほど一度に処理できるデータ量が大きくなる。8GBで十分と言われてきたが、最近では16GBが推奨されている。

光学ドライブ

CDやDVDなどの円盤状のメディアを再生記録できる.

データの読み書き音楽CDやDVDビデオの視聴が可能になる。フルハイビジョン動画を保存できるブルーレイディスクに対応したドライブも一般的になっている。

最近では光学ドライブを搭載せず外付けの光学ドライブを利用することもある。

HDD(ハードディスクドライブ)

文書・写真・動画・音楽等の各種データを保存する記憶装置のこと。デスクトップ向けの3.5インチのハードディスクでは1TB以上の容量が普及している。容量あたりのコスパが高い記憶装置である一方、速度が遅く、壊れることもよくある。

SSD

ハードディスクよりもはるかに高速な記憶装置高速な反面、価格が比較的HDDより高くなっているが安くなっている。OSやアプリケーションのインストールとして利用され、その他のデータはHDDに保存するというのが最近の定石。

グラフィックボード

ビデオカードとも呼ばれている。モニターへの映像出力処理を行うパーツである。

CPUの中には画像出力を持っているものがありグラフィックボードなしでもモニターに出力できるが、グラボのほうが性能が圧倒的によく、できることなら設置するのが好ましい。

電源

パソコンのすべてのパーツにマザーボードを通じ、力を供給する。各パーツの供給電力の合計値より余裕を持たせたワット数のものを選ぶ。

選ぶ電源によってPC消費電力も変わる。ケースに付属している場合がある。地味なイメージがあるなら自作PCの中では重要なパーツになっている。人間の体に例えると心臓で、壊れるとすべてが動かなくなる。

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