【2019年版】Intel製CPUの基礎知識

CPUのスタンダードブランドはintelで幅広いラインアップが特徴である。intelの主力になっているのがCore iシリーズだ。

超ハイエンドのCore i9
ハイエンドのCore i7
ミドルレンジのCore i5
ライトミドルクラスのCore i3

4つのシリーズにわかれている。

目次

第9世代がリリース

2018年度の秋ごろから、第9世代と呼ばれるシリーズが発売されている。

3Dや動画編集ならCore i7、i9シリーズ
バランスよく作業をこなせるCore i5シリーズ
Core i3シリーズは重たい作業は無理だが、コストパフォーマンスが高い。

古い第8世代を選ぶよりも、第9世代のCPUを選んだ方がいい。

2015~2016年 第6世代
2016~2017年 第7世代
2017~2018年 第8世代
2018~2019年 第9世代

ソケットの形状について

CPUは、マザーボードのソケットの形状に合わなければ使い物にならない。第8世代・第9世代Core iシリーズのソケット形状は LGA1151。マニア向けハイエンドCore XシリーズはLGA2066である。

LGA1151

Intel Core iシリーズの第9世代頃からグラフィック機能を搭載しないCPUが販売されるようになった。Core i5-9600Kのように型番の末尾に「F」が付くモデルはグラフィック機能が搭載されていない。

「F」モデルのパッケージには「Discrete Graphics Required」(別途グラフィックスが必要)と記載されている。グラフィック機能非搭載のCPUを買う場合にはグラフィックボードの予算を頭に入れておく必要がある。

Core i9シリーズ

8コア16スレッドの超ハイエンドモデル。動画編集・重量級のゲームでも難なくこなせるグラフィック機能を搭載しているモデルと搭載していないモデルがある。

Core i7シリーズ

第8世代までは最上位モデルに位置付けられていたCore i7シリーズ。ゲームや動画編集などの容量の大きい作業でもこなせる。6コア12スレッドから8コア8スレッドになり、処理能力が向上している。

Core i5シリーズ

性能がバランスよく高くコストパフォーマンスが高いシリーズ第8第9世代でも6コア6スレッド実用的に困ることはない。10万円程度でパソコンを作る場合には選択肢になる。グラフィック搭載モデルと非搭載モデルの違いには注意したい。

Core i3シリーズ

4コア4スレッド第8世代と変化はない。ライトミドルレンジモデル。ターボブースト機能に対応した仕様になっている。

Core Xシリーズ

Core i9を超える超高性能シリーズ。
Core XシリーズもCore iシリーズ同様、第9世代が登場している。最上位モデルは18コア36スレッドで性能が異様に高いが価格も高い。

ソケットはLGA2066。x266チップセット搭載のマザーボードを選択しなければ取り付けられない。

完全にマニア向けである。消費電力が大きく発熱するのでCPUクーラーは必須である。

Pentium Gold /Celeronシリーズ

ローエンドモデル最も安価でビジネス向け。文書作成やインターネットの閲覧程度なら使える。2コア4スレッド。第8世代が基本になっている。

リテールクーラーが付属

リテールクーラーがついているものとついていないものがある。

intelのCPUにはクーラーが付属するがこのクーラーが付属していないものが「K」つきのモデル。リテールクーラーが付属していないので自分で用意する必要がある。

KシリーズのTDP(熱設計電力)は95Wと非常に大きく、ユーザーが自前のクーラーを準備することを想定している。

リテールのクーラーをわざと付属させない上級者モデルといえる。intelのCore Xシリーズは、発熱量が165W~250Wと異常に高く、当然リテールクーラーがついていない。自分で用意する必要がある。マニア向けなのだから当然ともいえる。

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