自作PC初心者マニュアル
マザーボードの選び方

【2019年版】マザーボードの選び方

CPU・メモリ・グラフィックボードなど、PCパーツは、すべてマザーボードに取り付けることになる。そのすべてのパーツを効率よく運用するために重要なのがマザーボードだ。

チップセット

パーツの間のデータのやりとりをしているのがチップセット。CPUと同じくintelとAMDの2社がチップセットを提供している。

CPUの世代によって対応するチップセットが異なっている。そのためCPUを選ぶ際には、同時にマザーボードも選ぶ必要がある。チップセットとCPUが対応していなければ、CPUを取り付けることすらできない。

後に、CPUやマザーボードのどちらかを交換するというのも、中古品しかなくなり難しい話になってくる。

intelの場合はZ、H、Bの三つのアルファベットに加えて300番台の数値が書いてある。

AMDのチップセットはX、A、Bのアルファベットの後に300番台から500番台の数字が書いてある。

マザーボードのパーツ

マザーボードに搭載されている各パーツの役割を見ていく。

VRM

VRM

電源ユニットが供給する電流をマザーボード用に変換する電源回路のこと。ゲーミング用のマザーボードには、高性能なVRMが搭載されている。

メモリスロット

メモリスロット

メモリを装着する部分。ATXマザーだと4枚のメモリが差し込めるようになっているのが普通。

Mini ITXマザーボードは省スペース設計のため、2枚のメモリしか差し込めないようになっている。メモリを使用する枚数によって、装着する位置が異なる。

CPUソケット

cpuソケット am4

CPUを装着するソケットのこと。intelではLGA1151が主流である。規格に対応していなければ取り付けることができない。

M.2スロット

m2スロット

M.2SSDを装着するスロット。PCI ExpressとSerial ATAの両方をサポートしている。

Mini-ITXマザーには、マザーボードの背面に取り付けるものがある。

拡張スロット

拡張スロット

グラフィックボードなど拡張カードを装着するためのスロット。

グラフィックボードはPCI Express x16、USB増設ポートなどはPCI Express x1に取り付ける。

チップセット

チップセット

CPUやメモリSSDなどマザーボードに接続したパーツを各データをやりとりする。

チップセットの種類により搭載できるCPUに違いが出てくる。

Serial ATA3.0スロット

SSDやHDDを装着するためのスロット。

パーツ購入時にはSATAケーブルがついている場合がある。足りない場合には別途購入する必要がある。

Intel製チップセット

CPUと各パーツの情報の橋渡しの役割を担っているのはチップセットである。

intel製のCPUを使用するには、マザーボードにintel製のチップセットが搭載されていなければならない。

チップセットとCPUは同じ時期に発売されることが多く、後になってからどちらかを買い換えると合わないことになってしまいがち。

2019年には第9世代のIntel CPUが発売されている。それに合わせたチップセットをそろえる必要がある。

2018年にはZ390、2019年にB365が発売されている。

LGA1151ソケット
LGA1151ソケット。CPUとソケットが合わないとどうしようもない。

ソケットの形状はLGA1151である。

intel製のチップセットはオーバークロックができるとかで3つに分類されている。

オーバークロックに対応しているZ390
スタンダードがH370
Bシリーズは型番によって特徴が異なる。

オーバークロックするならCPUは「K」つきのものを購入し、Zシリーズのチップセットを選択することになる。

AMDのチップセットの選び方

AMDのCPUを選択する場合チップセットもAMD社製でなければならない。Ryzenに対応するマザーボードはSocket AM4を採用している。

といっても、すべて対応しているわけではなく、マザーボードと対応するCPUはある程度限定されているので事前の調査が必要である。

2019年でX570が最新のチップセットを搭載したマザーボード。第1世代のRyzenシリーズは使用できない。

PCI Express4.0などの最新機能を利用する際には、X570のチップセットを搭載するマザーボードとマ第3世代のRyzenのCPUを同時に使用しなければならない。

300番台から400番台シリーズのチップセットを使うい、第3世代のRyzenを使用する場合には、BIOSのアップデートが必要になる場合がある。

規格を決定する

マザーボードには決められた大きさにのっとって作られている。それがフォームファクタと呼ばれるもので、大きく分けて3種類ある。

ATX約24cm×約30cm
microATX約24cm×約24cm
Mini ITX約17cm×約17cm

ATXの形状は長方形で最も多く販売されている。拡張性が最も高い。

microATXはATXを縮めた正方形である。
Mini ITXはmicroATXをさらに小さくしたもので、コンパクトサイズのパソコンにぴったり。

ATXのケースでもmicroATXやMini ITXのマザーボードを組み込みが可能。逆にATXのマザーボードをmicro ATXやMini ITXのケースに入れることはできない。

設置する場所や作るパソコンのサイズを決めておくことが必要になる。

マザーボードメーカー

マザーボードメーカーは4つのメーカーを中心に展開している。

の4社である。ASUSは全体的に無難でスタンダードなマザーボード、ASRockはクセが強いマザーボードと言われているが、これらのメーカーのどれかを選べばまず間違いはない。

この4つのメーカーはチップセットごとにマザーボードを販売している。同じチップセットでも様々なモデルがリリースされているので選ぶのが一苦労である。

マザーボードの選択はフォームファクタのほかにグレードがある。スタンダードモデルゲーミングモデルというようにわかれている。

ゲーミングモデルは重量級のゲームやオーバークロック向けにチューニングなされ、機能が追加されている。そして価格も高めである。

M.2 SSD/USB-C/WiFi

マザーボードを選択する際には、M.2 SSDの搭載の有無を考慮するといい。M.2SSDは従来のSSDに比べて読み書きの速度が速く、M.2スロットを搭載したマザーボードでなければM2SSDが使用できない。

スマホが普及しているためにUSB Cケーブルを差し込める端子を持つものなど、機能だけではなく、端子にも注目するべきである。

最近では従来のUSB3.0よりも転送速度が速いUSB3.1ポートを搭載しているものが増えている。USB3.1やUSB-Cを使うかもしれないならチェックしておこう。

最近のチップセットには、WiFiが内蔵されているものも増えてきている。

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